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音羽山清水寺を拝観して、参道である清水坂から

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北へ石段で降りる産寧坂を散策
「産寧坂」の語源には諸説あり、清水寺にある子安観音へ
「お産が寧か(やすらか)でありますように」と祈願するために登る坂であることから
「産寧坂」と呼ばれるようになったという説が有力だが、
清水寺に参拝した人がこの坂道を通る際に念願を強くし、
願いが叶ったあとで観音様への御礼に再度お参りする時に通る坂であることから
「再念坂」と呼ぶようになったという説もあります

大きな枝垂れ桜はもう散り始めていました

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二年坂の名前の由来は大同2年(807年)に
坂が整備された時よりこの名前が付けられたという説。
産寧坂の下なので二寧坂で呼ぶようになったという説などがあります

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二年坂の中程には「竹久夢二・寓居の跡」があり
大正時代の挿絵画家、詩人の竹久夢二が日本橋の紙問屋の一人娘「彦乃」と運命の出会い
恋に落ちましたが父親の反対により京都に逃れた先がここだったそうです

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歩き疲れたので、ねねの小径にある夢珈琲

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和装の素敵な女性が経営されていました
桜のクッキーも塩味が効いて美味しかったです

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珈琲ブレイクのあと、高台寺公園の桜を観賞

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1928年(昭和3年)に建築された3階建ての建物の祇園閣
大倉財閥の設立者である大倉喜八郎が別邸とし建てた別邸「真葛荘」の一部で
屋根は銅板葺きで、金閣、銀閣に次ぐ銅閣として作ったそうです

祇園祭の鉾を模したもので、設計は伊東忠太
1997年(平成9年)12月12日、国の登録有形文化財に登録されました

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そして八坂神社横にある桜の観光スポット・円山公園

ここには大好きな祇園枝垂桜があります

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東山魁夷「花あかり」描いたことで有名です
三十年前に初めて見た時は、命が吸い取られるかと思うほど妖艶でした
老木となり年々色褪せる中、桜守により管理されて少しずつ息を吹き返しているそうです

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大好きな祇園枝垂桜を今年も愛でることができて
本当に幸せな一時でした
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江戸中期の俳人、大島蓼太「世の中は三日見ぬ間に桜かな」と謳ったように
桜の盛りはあっという間に過ぎてしまいます
今年の見頃は4月2日の土曜日と聞いて
これは絶対に桜を見にいかねば
京都へ大人の遠足に出掛けてきました

まずは世界遺産に登録された清水寺

境内入口に建つ朱塗りの仁王門(重要文化財)
三間一戸楼門、入母屋造、檜皮葺きで、正面左右に鎌倉時代末期の金剛力士像を安置されました

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西門の先に建つ和様の三重の塔(重要文化財)

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経堂・開山堂(重要文化財)の近くの桜も咲き始めていました

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国宝の本堂へ
徳川家光の寄進により寛永10年(1633年)に再建されたもの

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いつもは人でいっぱいの「清水の舞台」も朝8時ならこの少なさです

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屋根は寄棟造、檜皮葺きで、正面(南面)左右に入母屋造の翼廊が突き出し、外観に変化を与えている
建物の前半部分は山の斜面にせり出すようにして建てられ
多くの長大なケヤキの柱(139本という)が「舞台」と呼ばれるせり出し部分を支えている
このような構造を「懸造(かけづくり)」、あるいは「舞台造」と言います

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清水寺の起こりとなった「音羽の瀧」の真上に建ち
開山延鎮上人(えんちんしょうにん)が修行した旧草庵跡の奥の院(重要文化財)から
桜越しに清水の舞台を撮影

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子安塔(重要文化財)の前から本堂を撮影

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音羽の瀧(おとわのたき)前から撮影
奥の院の建つ崖の下にある、清水寺の寺号の由来である霊水で、
3本の筧(かけい)から水が流れ落ちています

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境内の桜はまだ満開ではありませんでしたが
宝亀9年(778年)に延鎮が創建し、『枕草子』や『源氏物語』『今昔物語集』にも登場し
豊臣秀吉や、徳川幕府も寺領が継承された世界遺産を
ゆっくりと拝観することができて大満足でした
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不死王閣を出発し、近くにあるインスタントラーメン発明記念館
ここではマイカップヌードルファクトリーという
自分でデザインしたカップに好きなスープと具材をトッピングして
世界でひとつだけの「カップヌードル」を作るコーナーがあります

まずはカップを受け取って好きなイラスト書きます

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カップに麺をいれて好きなスープと具四種類選びます

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カップをビニールで梱包します

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梱包したビニールに熱を加えて密着させます

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完成品はオリジナルパッケージに入れて持ち帰れます
このあとインスタントラーメンを発明した安藤百福さん
いろんな展示を見て廻りました
見学だけなら無料で、カップラーメンも300円で作れるし
夏休みのよい体験施設だと思います

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仲良しの友人と大人の遠足へ
日帰り温泉とお部屋での昼食が楽しめる伏尾温泉 不死王閣

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お部屋には露天風呂も付いてます(※温泉ではありません)

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六階の部屋にはマッサージチェアもついてます

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11:00に到着してゆっくりしていると11:30にお食事スタート
前菜七種盛り 旬魚のお造り 手作り豆腐

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台物 陶板焼(和牛・貝柱・海老・野菜)

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旬菜焚合せ

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蓋物は玉蜀黍饅頭 甘くて美味しかった

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揚げ物 陸蓮根海老鋳込み・アスパラコーン・鱧紫蘇巻・青唐

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不死王閣名物 あゆ塩焼き
酢の物(蛸・胡瓜・アスピック・白きくらげ・なた豆の花・敷酢味噌)

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ご飯 もずくのお吸い物 香の物

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水菓子は杏仁豆腐と抹茶わらび餅と白桃わらび餅

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どれも本当に美味しかったです
食事のあとは館内の天然ラジウム温泉に浸かって
部屋に戻ってゆっくりお昼寝して15:00にチェックアウトしました
楽しかった~ ご馳走様でした
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